北海道最終日。朝の緑ヶ丘公園。繁殖中のムシクイで鳴き声から
するとエゾムシクイのようです。捕らえた虫を咥えて飛び回っていま
した。明るさが足りず、シルエツトでしか写せませんでした。

公園内で、コルリが3羽囀っています。声を頼りに近寄ると、素速
く逃げられしまい、やっと1羽だけ写せました。

がけの途中の大きな樹で囀るので、足場が悪く近寄れません。
最終日で体力が無くなり、デジスコを担ぐ元気がなくなり、持参し
なかったのがとても残念。

緑ヶ丘公園最後の鳥が、このオシドリ君でした。朝食の草を食べ
るため池から上陸中。年間を通じて、ドングリを食べていると思
ていたのですが、新鮮な草も食べているようです。

帯広から、旭川の神楽岡公園に向かいます。昨年はヒグマ
出没の関係で東側半分が立ち入り禁止でした。
今年は制限がなく、自由に歩けます。
キビタキの登場。昼過ぎですので、鳴いてくれるのはキビタキぐら
いのものです。

なかなか近寄ってきてくれません。写真も後ろ姿中心。

公園の隅から隅まで歩きます。ゆっくり歩いて2時間ぐらい。アカゲ
ラの登場です。出来れば朝の時間帯を鳥のさえずりを聞きながら
歩きたいところです。

ゴジュウカラが真剣なまなざしで、じっと何かを見つめています。
虫がいるのでしょうか。

昼過ぎで、鳥が囀らず、なかなか鳥が見つからない中、目の端を
かすめた鳥を追いかけたらコサメビタキです。

繁殖中ではという期待して、他のコサメビタキを探したのですが、
居ませんでした。

まあ、この時間帯に姿を見せてくれただけでもよしとしましょう。

公園の端の方からオオルリの鳴き声。

本日、場所はちがえどコルリ、キビタキ、オオルリを見ることができ
ました。まあ、最終日としては上出来。

今回の北海道最後の写真です。公園の遊歩道を歩いていたら、
目の前をシジュウカラが超低空で横切りました。
何となくおかしな雰囲気を感じたので、そっと近づいたらこの状態
でした。当日は30℃近い気温でした。おそらく虫落としをトライした
のだと思います。最後にとても珍しいものを見せてもらいました。

ということで、今年の夏の北海道は終了。7日間1650km移動して
終了。例年と比べて、好天に恵まれ、雨に会いませんでした。
しかし、どこに行っても誰に聞いても、夏鳥が居ない、激減。本当
にここは北海道かと感じた1週間でした。
探鳥地で、クマ情報が多く、立入禁止、立ち入り注意の場所が多
くなっているような感じを受けました。
寄る年波にも勝てず、7日間は体への負担が重く、来年も
チャレンジできるかとても不安であります。
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